こんにちは 獣医師の鈴木です。
先日、大阪で小動物歯科研究会と大阪府立大学の合同シンポジウムがありました。
今回は「歯科領域における抗菌薬の使用方法」についてと、「歯が欠けてしまった時のクラウン修復」についての講演でした。
抗菌薬は、日常の診察でもよく使用する薬剤なので、今回の公演を聞いて改めてその使用方法について考えさせられました。
もう一つの講演のテーマであるクラウンについてですが、クランとは「歯にかぶせ物をする」「人の金歯や銀歯」というイメージです。
歯が欠けるとそこから歯髄に感染を起こしてしまうことがあり、程度によっては治療が必要になります。その治療方法の一つとして「クラウン装着」があります。
今までは、歯内治療をして「レジン」といった物を使い、欠けてしまった所を保護し治療していました。しかし、処置後に硬いものを噛んだりすることでレジンが外れてしまうこともあり、その強度の問題や長期的な維持の難しさがあると言われていました。そこで、今回の講演では、歯内治療後の歯の回復・維持に有効な手段として、クラウンが紹介されていました。
クラウンで歯内治療を行った歯の全体を覆うことで強度や長期的な維持を期待するということでした。
動物の歯に金歯・銀歯ができると思っていなかったので、とても新鮮でした。動物の歯科領域も日々進歩しているんだなと感じ、これからも勉強していきたいと思いました。
朝晩が肌寒くなり、すっかり秋空になりましたね。
久々の獣医師の池田です。
先週、呼吸器科のセミナーに行ってきました。
内容のメインは「気管虚脱の外科」です。
ヨークシャテリア、ポメラニアンをはじめとして、小型犬でよく見られる病気で、内科治療が行われる事が多いです。
外科治療も可能な子もいるのですが、今までの論文などの報告では、合併症の率が高くなかなか外科をしましょうとは言いにくい感じでした。
しかし、今回のセミナーでは合併症の率も低く外科治療も十分選択肢としてありだという内容でした。
咳が続くと、本人もですが見ている飼い主様もつらくなります。
そういう状態から解放される子達が増えたらいいな、と思った一日でした。
神戸市のふるさと納税について知ってますか?
神戸市ではふるさと納税で動物愛護事業に寄付ができます!
動物愛護事業と言ってもいろいろありますが、具体的に…
・仔猫を救うためのミルクボランティア
・譲渡候補の犬猫の健康管理や不妊去勢手術
・地域の方たちが行った地域猫の不妊去勢手術への助成
などが行われ、譲渡される犬猫を増やし、殺処分を減らす取り組みに使われています。
あと、寄付するとかわいい猫グッズがもらえるみたいですね!
皆さんのふるさと納税で、人と動物たちの住みやすい環境づくりの手伝いをしてみませんか?
詳しくは、病院に置いてある冊子か神戸市のふるさと納税公式サイトをご覧ください。
当院をご利用の方はご存知かと思いますが、
病院内にてペットグッズも取り扱っております!
なにぶん病院の待合スペースを利用していますので、
そんなにたくさんの数は置いていないのですが、可愛いものを厳選してあります!
先日新作も入荷いたしましたので、ぜひお立ち寄りください(o^―^o)
毎日じめじめした日が続きますね。
獣医師の池田です(^^)
先週は土日のお休みをいただいてたのですが、半年に一度の恒例の「日本獣医がん学会」に参加してきました。
外科的な事として、骨盤周辺や胸腔内の腫瘍に対するアプローチ法。
また、犬猫の腫瘍の中でも多い部類に入るリンパ腫の一つの型である「消化器型リンパ腫」について学んできました。
基礎的な話から、最新の知見まで大変有意義な時間でした。
今回学んだ内容を少しでも日々の診察に生かして行けたらと思います。
こんにちは
今日は病院猫のカルビンを紹介します!
(=^ェ^=)
13歳のおじいちゃん猫です。
チョット人見知りなので、普段は病院のスタッフルームで過ごしてます。
でもやっぱり外の空気が吸いたくなって、ドアを開けたりしてこっそりスタッフルームの裏にお散歩しに行ってます♪
たまに気持ち良すぎてフラフラっと駐車場の方にまで出ちゃう時があるんですが、そんな時はちゃんと病院の入口自動ドアから帰って来ます。
自動ドアの前でお座りして、誰かがドアを開けて迎えに来てくれるのを待っている姿がとってもカワイイんですよね(*^^*)
万が一迷子になってそうだったら病院の誰かに教えてくれるとうれしいです(=^x^=)
最近は暑くてダラーっとのびていることが多いですが、みなさんのおうちの子達も暑さに弱い子はそろそろしんどそうじゃないですか?( ´Д`)
ぼちぼち熱中症に気を付けないといけない季節なので、風通しや室温やお水のチェックを忘れずにしましょーね\(^o^)/
こんにちは、獣医師の加地です。
今回は、猫に多い慢性腎臓病についてお話しします。
慢性腎臓病とは高齢の猫によく認められる病気で、多飲多尿・食欲低下・体重減少・嘔吐・貧血などの症状が出ます。
基本的に腎機能は回復しないため、慢性腎臓病は進行していく病気です。
今までにも猫の慢性腎臓病の薬としてアンジオテンシンII受動体拮抗薬・ACE阻害薬等の薬が販売されており、「尿蛋白の漏出抑制」という効果が期待されています。
そして、この2017年に新たに
『ラプロス』という薬が承認を取得しました。
ラプロスは今までの薬と作用機序が異なっており、血管内皮細胞保護作用・血管拡張作用・炎症性サイトカイン産生抑制作用・抗血小板作用により、「腎機能低下の抑制および臨床症状の改善」が期待されています。
今までの薬との併用も可能であり、これらの薬によって慢性腎臓病の猫の生活がより良いものになればと思います。
こんにちは、看護師Kです(^^)
気持ちのいい季節になりましたね♪
先日公園に遊びに行ったら、偶然なにかのイベントをやっていたようで
児童養護施設の募金を募るヒーローたちに会いました!
最近スパイダーマンにハマっていた私の子供は大興奮でした(((o(*゚▽゚*)o)))♡
気持ちいい天気で芝生の公園だったので、その後もたくさん遊びました。
さあ、帰って汗を流しましょう…と思ったら
バッチリ虫刺されが!( ̄▽ ̄;)
人も快適な季節、虫さんにも快適なんでしょうねー。
みなさんもお外に行く機会がふえると思いますが、しっかり予防して行きましょうね(^^)
ペットちゃんは特にノミダニ予防お忘れなく♪
葉月会セミナーに参加してきました。
はじめまして。獣医師の鈴木です(^_^)
先日、猫の獣医学についてのセミナーに参加してきました。このセミナーは複数回に渡って開催されるシリーズセミナーで、今回はその第1回目でした。
今回の内容は、「猫の感染症とワクチネーションについて」でした。
猫ちゃんの感染症は、日常の診察でよくみかけるものもあり、その治療方法について、感染症の特徴と結びつけて理論だってまとめられていてとても勉強になりました。
ワクチンについては、免疫学を踏まえつつ、新しいワクチン接種のタイミングについての話がありました。海外と日本ではワクチン接種のタイミングに違いがあるようですが、将来的に日本でもワクチン接種のタイミングが変わってくるかもしれません。
今回勉強してきたことを日々の診療に生かしていきたいと思います。
はじめまして、トリマーのMです😄
春です🌸衣替えの時期になりました。皆さんはお済みですか?
今日はこの子の衣替え?をしました。
13歳おばーちゃん犬のペキニーズ愛ちゃんです♥
週に2回のシャンプーで冬場はロングを維持していました。
『この冬場は毛であったかかかったのか一回も布団に入って来んかったわー』っと飼い主さん。毛の量で暖かさが違うんですね!
一時間半後…
とてもお利口にジッとしてくれていました。すっきりキレイになったおばあちゃん犬✂おうちで爆睡したらしいです(^_^)